日本統計学会では、若手研究者による国際的な研究活動を奨励することを目的として、2019年に「ISI東京大会記念奨励賞」(以下、「本奨励賞」)を創設しました。この賞は、ISI(International Statistical Institute)が2年ごとに開催する大会であるISI WSC(ISI World Statistics Congress)のContributed Paper Sessions(CPS)において研究発表を行う若手研究者に対し、参加費用等を支援するものです。
次回のISI WSC 2023は2023年7月16日~20日にカナダ・オタワで開催が予定されており、すでにCPSでの研究発表について募集スケジュールが公表されています。(下の「参考 ISI WSC 2023について」を参照。)
本奨励賞は、ISI WSC 2023のCPSにおいて優れた発表を行った方に対し賞を授与するものです。
CPSに応募される方々は、本奨励賞に奮ってご応募ください。応募の〆切は、2022年12月16日(金)です。
本奨励賞の応募資格は、日本国内に在住する30歳以下(2023年4月1日現在)の日本統計学会会員又は入会予定者とします。ただし、過去に本奨励賞の受賞経験のある方は対象外とします。応募の時点で会員でない方は、入会手続きを行い、2023年6月末までに会員となっていれば有資格者とします。
応募者は、ISI WSC 2023のCPSにおける研究発表の募集に対し、ISIの設定する期限内に応募していることが選考の際の必須要件となります。
応募書式に所定の事項を記入し、2022年12月16日(金)17:00までに提出してください。
応募書式の記載事項:
(1) 申請者情報等
(2) CPS研究発表のアブストラクト
i. Title
ii. Author(s)
iii. Abstract
(1,000 words以内。ISIに提出したものより詳細に記述して差し支えありません。発表内容が具体的に分かるるよう、具体的に記述してください。)
iv. References(本研究における参考文献。)
(3) 研究業績
今回の研究発表に関係する応募者の研究を含め、主な研究業績を記載。
事務局のメールアドレス宛に、電子メールにより、以下の件名、ファイル名で提出してください。
E-mail件名: ISIWSC2023応募
添付ファイル名: ISIWSC2023(アルファベットで姓_名)
本奨励賞は、ISIによってCPSにおける発表が認められた応募者の中から、審査委員会が審査を行い、優秀者5名程度以内を受賞候補者として選定します。なお、研究発表の水準が同程度とみなされる場合には、国際大会等での発表経験の浅い応募者を優先します。受賞候補者は、ISI WSC 2023において実際に研究発表を行った場合にのみ、本賞が授与されます。
受賞者は、2023年9月の統計関連学会連合大会において表彰します。また、日本統計学会会報に受賞者の言葉を寄稿していただきます。
賞金として30万円を授与します。ただし、大会がオンライン開催になるなど、発表を現地で行うことができなくなった場合には、賞金は10万円とします。
(今後の情勢により変更となる場合があります。)
2022年6月1日 本奨励賞の募集開始
2022年12月16日 応募書類の提出〆切
2023年3月中下旬 審査結果の通知
2023年7月 ISI WSC 2023の開催
2023年9月 2023年度統計関連学会連合大会(授賞式)
参考 ISI WSC 2023について
ISI WSC 2023の大会情報及びCPSへの応募については、次のサイトを参照。
ISI WSC 2023: https://www.isi2023.org/
同 Key Dates: https://www.isi2023.org/conferences/ottawa-2023/key-dates/#
Key Datesによれば、CPSへの応募期間は、2022年9月1日~11月30日となっています。(2022年5月20日現在の情報)
[宛先・照会先]
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-6 能楽書林ビル5F
(公財)統計情報研究開発センター内
日本統計学会ISI東京大会記念基金事務局
E-mail: isitokyo@jss.gr.jp TEL & FAX:03-3234-7738