日本統計学会は1931年 (昭和6年) に創設され、会員は統計学の基礎理論や応用の研究者、統計学に関連の深い他の分野の研究者、官庁の統計実務家、保険会社・ 電力会社等の将来予測に携わっている統計実務家、医学・薬学分野の統計実務家、企業で現状分析に基づく企画・企業戦略等に携わっている統計実務家、その他の統計家からなっています。
統計学が自然と人間に関する科学及び活動の全ての領域にわたる基礎的な学問であることから、研究者及び実務家の専門分野は人文、社会、 自然、工学、医学等のほとんど全ての分野にわたり、きわめて学際的な傾向を強めています。 とくに近来、大型計算機やワークステーション、パーソナルコンピュー タの普及により、各分野における統計的データ解析手法の重要性がますます認識され、計算機科学の研究者や情報処理関係の実務家の入会も目立って増えています。 さらに、小、中、高等学校でも統計に関する諸概念が導入され、学会の中では統計教育に関する研究等も活発に行われ、教育関係者の入会も増えています。
一方、年齢や研究歴の点では、若い会員の入会が相次いでいること、他の学会で活躍してきた研究者で、「統計的手法を用いた研究は日本統計学会で」という考えのもとに、日本統計学会に参加される方が増加していることが、最近の顕著な傾向です。
本学会では、こうした会員構成の多様性を生かし、統計学の基礎理論、応用諸分野、統計教育にまたがってそれぞれの統計学の研究と応用の発展に寄与するばかりでなく、異なる専門分野の研究者間・実務者間の交流に努力してきました。 さらに毎年、新進の研究者を奨励する統計学研究奨励小川基金会賞 (小川賞) を支援し、統計学の研究及び普及に対して貢献した個人に対して日本統計学会賞を顕彰しています。
あらゆる分野の科学の方法的基礎ともいうべき統計科学の発展のために、この機会に是非本学会にご入会下さり、日本における統計科学の発展のために ご協力くださいますようお願い申し上げます。
団体会員は本会の目的に賛同して活動に参加する法人または団体、賛助会員は本会の事業を賛助する個人または団体をいいます。
入会申込書に各項目を記入後、下記まで郵便、FAXまたはEメールでお送りください。
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 3-6 能楽書林ビル5F
公益財団法人 統計情報研究開発センター内
日本統計学会事務局
tel & fax:03-3234-7738
E-mail :
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